NEW 戦 艦 大 和  1/200 -03 

1.中央構造物(No3)


写真左は、司令塔の骨格です。
昔なら当然木型を作り表面をプラ板か紙で覆う方式を取りましたが、「大和」は曲面が多いので0.5ミリのプラ板でクランプしています。
時に司令塔は微妙な膨らみがありますので、この骨格方式が無難かなと思います。
側面から見て、逆弓なりに微妙に反っています。
 写真右は、仮に取り付けてみたところです。キャンバーを考えて少し浮かせています。
矢印の三角片は図の読み取り間違いで追加したものです。
(この位置に測距儀の3角形のブラケットがあるので…と言い訳してみる)
勿論、司令塔は下まで同じ形状で延びているのですが、本体に付ける際に入らないので後でカットしました。
また、構造物先端両側にエアインテイクとドアがありますので、既にくり抜いてありますが、今は外皮に隠れています。
斜面と曲面の組み合わせが面白いですね。  


司令塔の骨格に”鋼板”を貼りました。
頭部は、横からも正面から見ても下側が絞られています。背面の頭部・中部の繋がるラインが微妙に絡まっています。
中段から底辺まで僅かですが前方に張り出しています。
中段に鋼板が補強のために巻きつけてありますが、色が滲んでいますがプラ板が薄く流し込みで接着したらマダラになりました。
そのベルトの上部にリベットを沢山打ち込んだ幅狭のベルトがありますので、ここを表現したいと思っています。
 なお、今日は、吹き付け作業に便利な塗装ブースを自作しました。

司令塔のリベットが猛烈に打たれているベルトを巻きました。
分かり難いのでサフェーサを吹きましたが、ドバッと出てギクリ!乾いたらデテールが出て来ました。
司令塔の下辺の高さは最後に調整します。


中央構造物も遂に高角砲甲板まで来ました。
高角砲甲板は2〜3ミリ底辺を高め作っておいて、最後に適正な高さに揃えてカットしました。
高角砲甲板は、まず高角砲台座のサークルを全部作り、そしてその台座を繋ぐプレートを貼りました。
高角砲甲板と本体との繋がりを心配しましたがピタリと隙間なく繋がり安心しました。
リベット表現していますが、見た目はどこかペーパークラフトモデルのような感じもします。
   

   

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