戦 艦 大 和 Nichimo300 -1

1/300シリーズ、「夕雲」「金剛」に続いて、「大和」も建造に掛かりました。
参考資料 : 深雪会図面 SC200
               太平洋戦史 No20, 11.「大和」 (学研)
               不二美術「艦艇模型の制作と研究」


高荷氏が描いたボックスアートのニチモのキットを手した時は本当に嬉しかった。
制作を慎重にやりながら、ブロック接着と手摺り取り付けを残すのみ…という段階まで来ていましたが、新たな資料を目にして、最初からやり直す事に致しました。
もうあれから27年の歳月が流れていました…。
 (00.03.08) 

1.艦橋基部の工作

Yamato31.jpg (41619 バイト)

(写真左)5m測距儀の左右を連結した耐震構造物の取付け状況です。 (注意:この構造物の高さが高過ぎます。追って改正致します)
左右に通路がありますが、学研「大和2」の解説にある箱型ではなく、単板に補強板を付けたものに”デッチアップ”しました。この連結板の上を通路が通ります。
(中)兵員待機所を付けた状態、ドアを三方に開けている ( '00.5.7 ) 
(右)艦橋背面のラッタルの取りつけ状況を示します。旗甲板上の探照灯台座に下りるラッタルが右舷外側に相当食い込んでいるのが分ります。また、その台座から旗甲板へは内側に左右対称で下りて来るようにしました。(兵員待機所は未接着状態)
( '00.5.4 )
キットは高射装置上照準装置の取付け位置が反対になっていますが”あえて”そのままにしています。

2. 煙  突
Yamato33.jpg (35711 バイト)
(左上)煙突のコアの部分を削り取りました。結構、手荒に扱えず神経使います。左はエッチングパーツです。
(左下)これに仕切り板を付けました。
(中) 煙突本体の仕切板の取りつけ状態    (右)合体したもの
Yamato34.jpg (34361 バイト)
(上右)煙突頂部にエッチングパーツを切り貼りして取付けた状態ですが、中の様子がハッキリ見えません。
しかし、中にはよ〜く覗き込んで観察される方もいらっしゃるので…。   ( '00.5.23 )

Yamato36.jpg (41561 バイト)
防空指揮所の前面に遮風装置を作りました。伝令所は屋根無しの仕切板状にしています。
また、グレーチングはパソコンでフォトカードに印刷して、そのカードを半分の厚さにして張り付けました。
後部に階段用穴を開けています。
そして、左右に張出した上空観測所を大型化したら見た目も力強くなりました。
(00.7.11)

Yamato35.jpg (42410 バイト)
やっと艦橋の基礎が出来ました。
(右上)円形の主砲指揮所とその下の測的所は径をプラ板で2mm位増しました。
(右下)後部艦橋の副砲指揮所は大きいのでノコでカットして小さくしました。右は改造後 (00.7.11)

Yamato37.jpg (34781 バイト)

まだ艦橋や火器は乗せているだけの不安定な状態です。
艦橋を固定したら、司令塔中段の継ぎ目にベルトを巻きます。(00.7.24)

大和300-2に続きます

大和300-2  艦船ギャラリ