戦 艦 金  剛 1/300

戦艦 「金剛」 300自作ソリッドモデルをご紹介します
参考
資料 : 深雪会図面 SC200,300  
                 太平洋戦史No21「金剛 」(学研)
                 「艦艇模型の制作と研究」 (不二美術)

当初は金剛の最終時を作る積もりで進めてきましたが、途中から開戦時状態に変更して無駄な遠回りの工作をしています。
基本的な構造物の製作は終わりました。これからは、同一物を10個作るとかの根気のいる作業が残っています。
今は船体に艦橋、副砲のみ接着済みでその他は載せているだけの状態です。(99.7.27)

朝日を受け出撃する「金剛」です。   (99.10.22) 1/300

Kongo7.jpg (24934 バイト)

★ 高角砲の改造
高角砲と機銃はニチモSC300「大和」から流用しています。この高角砲は「大和用なのでシールドに
入れるため、高角砲の左側にある観測所防楯は形が小さ目に作られています。

そこで写真のように自作しました。

自作のポイントは写真Bで見られるように観測所防楯の中央側にある切欠きです。
このようにしないと砲身部が付けられせん。
写真C,Dはオリジナルとの比較です。大変力強い形になりました。
ここまで'99.6.30) 

★ 主砲の製作
0.5ミリプラ板を使い底板を作って内部リブを付けます。次に側板を張りますが、前方のアーマーだけは1ミリを使用しました。
天井板は後ろから一部を重ねて張っていきます。とりあえずは木型を作っていますが今となっては何に使ったかは忘れてしまいました。
測距儀は積層プラで作り0.3ミリプラの小片を測距儀の上に付けその上にプラペーパーで断熱板を乗せます。
アーマーのところの三角の砲身受けと測距儀のフードを付けます。砲身はSC400の「大和」のをカットして砲口のところを熱した錐で広げて、ドリルで穴を開け取り付けました。
最後にキャンバスはガムで下から上に巻き付けて針で整形しながらしわを作ります。
砲塔は早めにバーペットに接着される事をお勧め致します。私の砲塔は薄めのプラ板で作りましたから数年後には底板が反り上がり気味になりましたのでヤスリ掛けをするほどでした。
自作される方は少ないと思いますが、雰囲気を感じ取って楽しんで戴けたらと思います。
Ko-gun.jpg (19352 バイト)
写真下左は取り付けた状態です。全体像でパラベーンが光っています。
まだ、測距儀のフードの取付け等が済んでいません。

Ko-Body.jpg (11650 バイト)
木型も作っていたというだけの事ですが載せました。砲口がラッパ状に開いているのがお分かりでしょうか?(99.8.23) 

HP”駆逐艦秋月”さんの「金剛」と、”模型の会轍”坂本さんの「金剛」の両傑作を見て製作再開致しました。
製作途中のものを出して申し訳ございませんが、内心では公開することで製作ピッチが上がる ものと思っています。
(99.5.20) 
 

金剛2  艦船ギャラリ