改造したぞ! その2

メーカーを越えた友好的合作(2個1)

コルセア72は、昔はレベルとフジミを合作すれば良いとか、疾風72はレベルの機体とタミヤのEGの合作が最高!なんて解説してたんですヨ。
ただ、LSの2式水戦のフロートとハセガワの零戦の機体を合作の記事はどこからも出てなかったような気がしますが…
時も過ぎてハセガワがコルセアをポンと、と言っても15年前の事になりますが出して、最近また2式水戦を出しました。

F4U.A6M.jpg (30106 バイト)

写真上左: コルセアは、フジミの胴体をマークがかかる付近で3ミリ短くして、表現の緻密なレベルの主翼、EG、プロペラを取りつけて作りました。
レベルらしい主翼のリブ表現、反対にフジミの丸っこいキャノピや筋彫りのはっきりした尾翼に注目してください。
しかしあと1機のレベルのは胴体を蚊取線香であぶって細くしたら簡単に図面どおりに改造できました、キャノピ以外は。
この「蚊取線香技法」を会得してプラ矯正が可能になりました。例えば、レベル32スツーカの反り上がったプロペラの修正とヒネリや、
大きすぎる脚カバーの修正、タミヤ50飛燕主翼下面、戦車の外板とか色々のところで応用できました。


写真上右: 2式水戦は、基本的な部分はLSを使用し、ハセガワからは、EG、プロペラ、キャノピ、主翼上面だけを使用して合作しています。
元々LSは75スケールなのですが、これはピッタリでした。
なお、写真のバックに見える半円形のコンクリートの建造物は、宮崎空港内にある大戦で使われた”掩体壕”です。
他にも空港からずいぶん離れた所にもあります。カラスがいてノンビリしているでしょう?

★今考えてみると、改造のために図面を引いたりして”検討する時間”が 最も楽しい時間ではなかったのかと思います。
ソリモ育ちの私としては。 確かに「完成させる事が大切」なことは言うまでもありませんが…。


ここでミニガイド: 「名古屋三点クラブ」の三点とは、”製図、工作、塗装”という3つの楽しみを指しているそうです。製図もいいです。

主翼の改造(鐘馗・タミヤ50)

S46年頃、鐘馗の主翼平面の形状に新説が出て、タミヤ50のはおかしい、ということになりました。
「そうか、そうか」と私も飛びついて”改造”したのが下の写真です。

 翼面積を小さくするため切った貼ったの大奮闘でプラ板も無く、補強のため翼内にバルサ板を詰めたりしました。
キャノピーは”モチロン”自作です翼機銃は注射針を使用、カウルフラップは名刺を使っています。マークも手書き。ソリモ的発想です。
オータキが48出した頃は、今度はエンジンから胴体への急激な絞込み(うちの嫁さんに転用したい)が問題となりました。
”モチロン”オータキでも絞りましたヨ。しかし反対にカウリングの円に合わせるため、前部胴体を強引に横に広げました。

 
写真構図は説明的要素があり劇画チックな構成になってます。


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