1. 戦艦大和 1/350 (タミヤ)

（左）艦尾の機銃台や応急舵が再現されています。（右）マスト周囲のワイアーリングと、ホースリールの位置変更などに注目

主砲、副砲のアレンジもキチンと再現されています。砲塔背面の作り込みも素晴らしいと思います。
また、副砲横のアクセントになるホースや浮き輪や収容箱も抜け目ない仕上がりです。
砲塔周囲の弾薬箱を見て下さい。甲板上約１００個の弾薬箱にモールを付けました。とても面倒な作業です。

艦橋周囲の雰囲気を、（艦橋の射撃管制塔にシャッターを付けたりしてます。）

一部の隙も無い素晴らしい作品です。
ジャッキステー、ボート内部、レーダー回転ケーブル迄再現されて、エッチングパーツを駆使して、張り線も完璧な仕上がりです。
また、張り線技術も見事です。(01.01.27)

完成した「大和」画像を、作者の許可を得て写真合成致しました。
緻密な作りに応えるためにかなり”力”が入りました。

　艦首は黒々とそびえ紋章を支え、その切っ先は鋭く波を切り裂く。そして舷側は波の白さを受けて微かに光る。
　主砲の中心は暗雲の間から瞬間にこぼれた太陽の光を受け、艦橋頂上は暗くたたずむ。これから彼女の待ち受ける悲惨な運命を暗示するかのように…
　遥かに艦尾クレーンは巻き上げる波に煙って薄っすらと見える。艦載機もやがて飛び立ち永遠の別れを告げるのか。　　(01.08.12)


完成された「大和」の詳細をじっくりご覧ください。作り込まれた搭載艇がアクセントになっています。　　(01.08.13)

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