NAKANO さん 作 品 2

Nakanoさんのテーマは「大和」SC200です。

2. 戦 艦 「大 和」 1/200 (ニチモ)

 船 体



制作者のコメント
舷外電磁路とジャッキーステイを考証新たに手を加えています。
舷外電路は剥き出しタイプで、0.2mm真鍮線4本並べています。止め具は、アルミシールです。
ジャキーステーは、0.2mm真鍮線で、半田付けではありません。喫水線下に幾つか給排水の穴を設けてます。

この微妙な曲線に添って張り巡らされた鋼板の重ね具合とリベットの表現が見事です。
塗装が施された画像です。グッと落ち着いて迫力を増した「大和」です。船体中央部には換気扇状のものが見えています。

作者の意気込みがすごく伝わってきます。 ('02.07.22)

主 砲 

制作者のコメント
主砲塔前楯(前面)はニチモのを利用して切り取って角度を寝かせてます。他はほぼプラ板でつくりました。砲身は不二美術製です。主砲は、基部の拡大と複雑な側面の再現をメインに作りました.測距儀の下の側面はシコルスキー氏の図面とは異なり、「ストン」と落としました。でも氏の図面はかっこいいので雰囲気はそのまま似せました。
側面は複雑な多角形をプラ板で切り貼りしてサンディングしてはサーフェイサーを塗ってを繰り返しました。  
砲搭上の手すりの支柱は0.2mm、手すりは0.1mm真鍮線です。(最初は糸でしたのですが無骨でしたのでやり直しました) 砲身のキャンバスはティッシュを巻いて瞬接で固めてます。
外膅砲操作台はくどくなりそうですが、実際に見ますと良いアクセントになっています。 
通風塔はプラ板でヒートプレスして作りました。 波除け板は「4枚板」としています 。 
ただいま、第二主砲と副砲製作に入ってます。やはり主砲はキャストして正解でした。 
      
('02.10.04)

副 砲

1、副砲の着色前の状態は細部が良くわかります。
海底の大和により新たに解った部分も再現しました。南様のコメントを参考にして、背面の踊り場、ジャッキ−ステイ、背面へのラッタル、足場類、パラベーンの設置位置など再現しました。
アーマー部位は画用紙や1.3mmプラ板です。換気塔開口部は画用紙です。ニチモの改造で主砲より面倒でした。


2、着色後のものです。消火ホースは呉の本物はカーキ色らしいです。浮き輪は未着。副砲にはゴールドメダルモデルスのエッチングは使いませんでした。
3、甲板上に乗せてみました。 第2主砲上のブルワークなしの連装機銃台は角型に、そしてステーも再現しました。
  三連装機銃の楯は未着です。ラッタルもまだ一部未着のところもあります…。
   主砲前の昇降口は横開きに変更しました。
  第2主砲背面の下り用ラッタルはスライド式で、上面へのラッタルは垂直で途中から角度が付いています。
( '02.12.04 )
 

艦  橋
 
艦橋ですが、基部と司令塔、第2艦橋周りは自作しております。旗甲板は拡張しすぎた感もあります。基部は3面に1折れ角ありの4面としました。
これは3個くらい試作をくりかえしました。
第1艦橋前の整流板は画用紙にて1度試作したのちに本番にいきました。
材質は画用紙とコピー用紙を瞬間で固めました。また、第1艦橋サイドの見張り所の整流板のアールの局面は苦労しました。
何で作ったか、おわかりでしょうか?
防空指揮所周りでは、伝令所やサイドの1.5
M
測距儀など出来るだけ新考証に沿うようにしました。
シャッターの射撃指揮装置やそのステイ?はパテをコネコネなかなか面倒でした。
第1艦橋の窓の縦と横の比と整流板の形で雰囲気が変わりますので、気をつかいましたが、いかがでしょうか?

一番左写真の黄色の矢印が1.5M測距儀です。また梯子や電探の表現も素晴らしいので拡大してみました。もうこれは1/100の世界を見ているようです。
( '03.12.20 )

射撃指揮所


大和の射撃指揮所が完成近く、塗装前に送らせていただきました。
射撃指揮所はなるべく新考証に沿って再現しています。15.5m測距儀の枠のみキットを利用してますが、あとは自作しています。
手すりは0.1mmと0.2mmの真鍮線です。 あとは、紙を切った、貼ったです。
21号電探はガイシの部分も再現してみました。0.1mm真鍮線です。21号電探のベースは不二美術です。

桁型の前面補強材が斬新で凄みを増しています。
   ( '04.01.21 )

上部艦橋


さて、射撃指揮所ができました。艦橋にのっけてみましたがいかがでしょうか?
ヤードにワイヤーなど張る前に煙突や高角砲などにいかなければならないのでしょうから、煙突と艦橋の間の例の構造物に悩まなければなりません。

( '04.01.26 )


「大和」は少しづつ進んでいます。少し前の画像ですが、今はマストが付いてます。もうすぐ船体に装着しましてからアーマー付きの高角砲を取り付けます。
艦橋と機銃・高角砲台座との遊びが意外にあって装着に苦労しました。細かいディテールはまだまだですが、船体装着後に行う予定です。
煙突間の構造物や後部艦橋の画像がありましたらまた送らせていただきます。
( '05.07.15 ) 

煙 突


煙突は、雨除覆いの下の基部だけニチモベースであとは自作です。雨除覆いのカーブなんか地味ですが面倒でした。蒸気管が貫通しているように見せてます。
あとは真鍮パイプを熱して曲げて蒸気管にしてます。
探照燈は保存会ベースです。ブルワークは紙です。画像で観ると雑に見えてしまいますが実際は小さくて、もう少しシャープに見えます。
( '05.01.01 )

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