重巡 鳥 海  Nichimo500

Nichimo500シリーズから「鳥海」をご紹介いたします。
私がソリモで最初に作ったのが「愛宕」だったのでどうしても思い入れが強いのか、「高雄型」好きですネ。

別ページの模型昔ばなしも のぞいてみて下さい。

下は船体工作写真です。
艦橋ブロックの大きさから見て全長が短く、船体を中央部と艦尾で延長しています。船体幅はモーターライズ仕様なので”相当”狭くしました。もちろん500に見合う程ですが…
そのため甲板のデテールを全部削り取り全通のプラ板を当てています。
ウォータラインに再改造するため船底に板を張り補強しましたが、数年したら船体が反ってしまいノコで縦にアチコチ切り目を入れ修正してます。


余談ですが左手前の「日向41年時」は航空機収納部を切り取り甲板を張り、バルジ後部とクレーン動力室を作り塗装して今も大体このままの状態です(笑)
未完成2にWLに姿を変えて再登場しています。

S40年代の赤いイサムパテが懐かしい。

Chokai-1.jpg (12367 バイト)

重巡「鳥海」 日模500

艦橋基部は写真のとおり前後をプラ板で拡長してそれ以上の艦橋は透明プラ板を入れ自作しています。また双眼鏡類を数多く立てています。
艦載機と探照灯は妙高クラスから、広角砲やクレーンは未装備、そういえば艦橋部分も接着していません。
リノリューム甲板が埃っぽくなっています。高角砲のブルワークは一旦切り取り両舷一杯に前進して再接着しています。
後部艦橋は殆ど自作、艦載機収容室は開いた扉から予備フロートや緑色のドラム缶(あったかどうかは不明)それにレールがのぞけます。
カタパルトをエッチング製に換えたいのですが。


前部煙突は自作、後部煙突は2こ1にして高さを延長しています。
数多い換気筒は銅や真鍮線を芯にして頭のところは電線のビニール皮膜を切って指し込んで2種類のサイズで自作しましたがいいアクセントになっています。
なお、日模キットは「鳥海」「摩耶」タイプと改装後タイプ「愛宕」「高雄」の2種類あり、
後者は魚雷発射艦開口部や艦橋基部、それに主砲口径が大きくなっています。スケール的には前者をお勧め致します。
ちなみに、私も同社キットの「妙高」型の船体を利用して「高雄」最終タイプを製作すべく船体の改造は終わっていますが、
ターレットの間隔やその基部の処理、「高雄」の艦橋が大き過ぎる事(オーバースケール)等でまだそのまんまの状態です。 

Chokai-2.jpg (19156 バイト)

鳥海2      艦船ギャラリ