空母 赤 城 Hasegawa450 -

「赤 城」 ハセガワ1/450
   参考資料 : 深雪会1/200「赤城」図面

 
「赤城」の図面を検討しているうちに、「未完成」 や「昔ばなし9」に写真があり昭和54年には既に完成直前であるところの「赤城」 ハセガワ1/450に、
手を加えて形状を確認してみる気になりました。
既製品に手を入れるのは気楽なもので、”気分”によって勝手気ままに手を加えたりしています。
だけど、どうせなら何も手を付けていない「ニチモ500赤城」にすればいいものを…
ハセガワ、ニチモのいずれにしろ、これを見て頂いているうちに在庫状態から「ドックに入れて建造してやろう」という気になって頂いたら嬉しいです。
また、忙しい方なら、頭の中で「ああしよう、こうしよう」と想像して楽しんで欲しいですネ。



写真上左 : まず、この左舷艦橋脇部分の表現が平面的で物足りないので作り直すことにしました。
写真上左 :  ここを修正したら後ろの壁面も奥行きが無く整合性を考え、かなり荒っぽく焼いたカッターで切り取りました。
                     壁を取り外す時に「パキッ、パキッ」とあちこちから音が聞こえてきます。なにしろ、軍艦旗を掲揚したままの改造はチョット気が引けます。 


円材置き場のある部分の壁面を作り終えたところです。その前方の機銃台も増幅するために取り外してあります。
また、後方の給気口のある部分も厚みを半分にして内側に後退させます。やりだしたら止まらない! ('03.10.19)


艦橋後部舷側の奥行きを深くして隔壁を作りました。また、矢印で示した壁の厚みを薄くして側面通路の幅を拡げました 。また船尾側のつながりもスムーズになりました。
上写真と比較すると壁面が相当内側に下がっています  ( '03.10.23 ) 


上写真 : 
改造予定箇所を番号を振って下記写真のように計画して、下写真のように改造しました。


上写真左 : (1A)
左舷後部の機関調整室を表現しました。 (1B)のキットの張り出し通路は、船首側から続くなだらかに下がる斜面を断ち切って水平に付けられています。
私も 「そうそう、エンジン整備だと床が水平面でないと不便だろう」と”善意”に解釈してドアもそのように作りました。
しかし写真、図面を見るとなだらかな船尾下がりに最後までなっていますのでやり直します。
また、(2B)のように飛行甲板後端を5mmカットして、(2A)のように「ア」の標識の真ん中辺りに2ケ所 ノコで切れ目を入れて軽く折り曲げて下げました。
(2A)の矢印付近を0.5mm削って薄くしてこの上に新造甲板を載せる予定です。
錨チェーンが大き過ぎたか…。  
上写真中・右 : 右舷中央部の煙突付近の改造です。  (3)の所に改装前では高角砲の船首側に吸気口が3個所確かに見えますが、改装後写真では1個しか見えません。
多分改装後は防煙対策としてフードを取り付けたものと(深雪会図面を見てて)思いました。 こうやって吸気口にネットを貼り付けたけどフードカバーをつけると見えなくなります。
(4)は煙突導入路のスペースです。 煙突も基部に向かって延長しています。 ( '03.10.30 ) 


上写真左 : 右舷中央 の煙突は仮付け状態です。折角の吸気口はカバーで隠されました。 ( '03.11.01 ) 
同 右  :  
エレベータ後部の甲板はキットでは一段高い木甲板でしたが、最後部に伸びる甲板とツラいちにするため一旦切り離しました。
           また、矢印の部分が後部で繋がっているようで埋めます。 


上写真左
No1は、高角砲が舷側から飛び出し過ぎているのでスポンソンを垂直に近く削りより中心部に寄って取り付けられるようにしました。
No2は、高角砲を中心部に後退させるために隔壁を切取りへこませました。本当は左舷側同様に隔壁自体を内側に後退させるべきなのですが。
No3は、兵員待機所取り付け位置。 No4は、煙突支持構造物取り付け場所  No6、7は張り出し甲板で左舷側も同様に改造。
( '03.11.07 ) 


上写真左 : エレベータ後部の甲板をツラいちにしました。最後部の副砲のところから外側に舷側が伸びているようで、拡幅しました。発動機調整室前に張り出した甲板も取り付けました。
 ( '03.11.26 ) 


上写真:
一番前のエレベータ付近の舷側両側が狭くなっているので、壁を切り取ったところです。
張出甲板も作り直す予定です。…となると、「全ての張り出した通路も作り変える」という予感が!   ( '04.02.10 ) NEW

 

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