友人の方からのご紹介で、地元放送局から航空戦艦「伊勢」の制作依頼が有り、お請けしました。
いた時間は14日間でしたが、展示台等の作成を含めて結果的には、18日間で完成させ6月8日に提出しました。

制作依頼の内容は、宮崎県出身の軍人・中瀬泝氏についての話題がTVで取り上げることになったようです。
彼は、「伊勢」の艦長の経験がありましたが、その時期が丁度「レイテ沖海戦」に当たるわけです。
その時代にピッタリのキットが、フジミより1/350で出ていましたので、さっそく飛付いた次第です。

あまり制作プロセスを示す写真がありませんが、後日Upさせて頂きます。
とりあえず「伊勢」の完成直前の写真です。

 (上)    展示台に載せた「伊勢」です。


            中瀬艦長の生家にある記念館に奉納時のスナップ   護衛艦「いせ」のキャップも添えて

 宮崎県椎葉村にあります、中瀬少将(伊勢艦長)のご実家に「伊勢」を贈呈させて頂いた時の画像です。  (上右:中央が綾部館長で、右はMRT・TVの加藤沙知アナウンサー


 上画像はTV番組放送時の映像をキャプチャーしたもの。

キットは買い込んでいたのですが、手にしていませんでした。今回の”強制徴用”による制作で色んな事を学びました。

1/350艦船シリーズの曙時代の製品ではなく比較的新しい「伊勢」を最初に手掛けたはある面ラッキーでした。

以下は、”今浦島”で驚きの8連発です。(順不同)
1.誤差の全く無い形状なので、ためらいなく接着できる
2.その為、流し込み接着剤が使用でき効率的でした。
3.艦橋の3本柱が組立後にスムーズに入った。
4.高角砲、機銃等の小型火器の精密さ。
5.円筒物の断面が真円。
6.パーテングラインが極細
7.光学機器も微細
8.その他、エッチングを敢えて使わなかったカタパルトとかの微細さ

次は1/350「長門」を1ケ月間で完成させるか(^^)
または、1/200「飛龍」に戻るか?
少しやる気が出てきました。
    '12.06.21 NEW