コペンさん 作品-2 |
この目も眩むような作り込みをご覧下さい。
(「古鷹」は)
研究用モックアップとして当初始まりました。故長谷川藤一さんの協力を得て考証を進めていく内に モデル(1/100)として再生してみようと思い立ったものです。
この洋上船体はシコルスキー氏のやり方にならって3分割されています。
コペンハーゲンではこれを乗用車に積んで数度の展示会を事故無く行き来しました。
カタパルト甲板付近など、まだまだ知りたい未知の部分が有ります。
「古鷹型」の飛行甲板周辺は 各種装備品でかなりの賑わいを呈していたハズです。
内火艇、 浴場などからの天窓類、標的搭載、備用翼置き場、他の重巡に無いクレーンの固定架台、左右備用浮子、縦舵調整機 、機械室の給排気筒の位置などが判明しました。
一連の古鷹考証は軍艦博士の異名を持つ長谷川藤一さんの博識に負うところが少なくありません。
「古 鷹」 1/100
「古 鷹」 -1
1/100
臨場感溢れる停泊シーンですネ。うららかな柔らかい光を浴びて短い休日を楽しんでいる様子で、上陸した兵員を搭載艇が待っているようである。
(01.08.20)
「古 鷹」 -2 (01.09.03)
「古 鷹」 -3 (01.09.06)
写真「古鷹-3」には
明らかな製作ミスが2個所ありますがどこでしょう? 考証の結果を以ってまとめた推定個所については ご容赦ください 。
「古 鷹」 - 4 右舷 (01.08.29)
「古 鷹」 - 5 右舷 (01.09.29)
「多 摩」 1/500
僚艦との接触事故により右舷を小破
。(撮影時に落下横転しましたがなんとも無く奇跡かと思いました。ただカッターダビットが曲っていてそれ以外は無事でした)
(01.09.15)
「多 摩」 1/500
(01.09.18)
「ビスマルク」 1/250
(01.08.20)
(01.09.02)
(ビスマルクは)
遠い昔、学友の父が持っていた本の中に「ビスマルク」の写真があり、内山少年の胸はときめきました。
タイソン級のパンチ力でフッドを沈めてしまったことは 軍艦戦史を垣間見る者の記憶に久しくとどまる事でしょう。
81年に4ヶ月の超スピードで工作しましたが、85年に最終改装?をしました。
グリニッジ博物館の同モデル(1/192)を2度にわたって研究し表現の不足を補いました。88年頃バラード博士が来デして講演をした時に使用したモデルと同型のものです。
この時までは最強?のビスマルク模型と自負しておりましたが、 最近では91年に1/100で更に最強のモデルが出現している事も
ここのWebmasterさんからお聞ききしました。
ビ号愛好家は こちらの方も併せて研究され、将来の貴殿の工作に動機付けされてください。
各部の模型のスケッチ図も所持しています。希望の方は連絡してください。
コピーをお送り出来ます。ただし当工廠のアーカイブは目下乱雑で整理中ですが…。
コペン工廠さんの艦船模型界での超大家との交流の知られざるエピソートが楽しめました。